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子どもの誤飲、誤嚥☆
(手づくり玩具。本文とは関係ありません)
雨が続いて、何とも言えない日が続きますが、いかがお過ごしですか。
今回は誤飲、誤嚥についてお話ししようと思います。
子どもたちの目には大変珍しく魅惑的な物も、沢山溢れている現代。
私の子どもの頃にはなかったものもたくさんありますね。
中にはとても精巧に出来ていて、食べ物かな?と誤解してしまうものもあります。
見ていれば楽しく素晴らしいものも、一度使い方を間違えば大変な結果を招くこともありますね。
子どもたちの誤飲、誤嚥も近年かなり増えてきている傾向にあります。一般的にはトイレットペーパーの芯ぐらいの大きさのものなら、容易に誤飲、誤嚥につながるとの報告もあります。
これは私の経験ですが、過去にあったお話しを少しお話させて頂こうと思います。
私が保育士になって2年目の時の夏、先輩のママさん保育士から、緊急の電話が入りました。
ママさん保育士「今日はお休み頂いてもいいですか?」
私 「大丈夫ですよ。何かありましたか?」
ママさん保育士「実は、昨日、子どもが緊急入院したの。」
私 「それは大変!直ぐに行って下さい!詳しい情報が入り次第、お伝えください
ね。お大事にしてくださいね」
・・との会話も慌ただしく、ドキドキしてしながら、連絡を待ちました。
その後にお聞きした事は、保護者の下で(母)自宅で遊んでいて、なんと、10円玉を吞み込んでしまったとのこと。
慌てたお母様は、救急車で、大学病院に緊急搬送してもらったとのことでした。その時の診断では、10円玉でも、気道を塞ぐように入らなければ大丈夫とのことで、気道を無事通過すれば、後は、排泄物に交じって出てくるので、確認してくださいとのことだったそうです。
それから、そのお母様は10円玉を見つけるまで、毎日、確認したとか。
今では懐かしい笑い話になっていますが、当時は「子どもって、なんでも口に入れるんだな」と恐怖と衝撃を受けたことも事実です。
夏休み期間などで、お家にに子どもたちがいる時間が、増える時でもあります。
細かいものへの配慮とか、何気に普段使いになっている物など、見まわしていくことも大切ですね。