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一度は読みたい絵本 part.2
夏を思わせる暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
保育園の子どもたちも、少しずつ夏に向かう気候に身体を慣らすべく、元気よく過ごしています。
前回の一度は読みたい絵本 Part1はいかがでしたか。何だかよく分からなかった方々の為に、もう少し付け加えると、オノマトペは脳に直接働きかけて、イメージを喚起させやすいため、絵本の読み聞かせでも、子どもたちを物語の世界に容易く導いてくれるのです。
また、大好きなパパやママに読んでもらうことで、安心感が生まれて、子どもたち一人一人が絵本の中の想像の世界を自由に楽しみ、登場人物の気持ちに触れることによって、相手の気持ちや自分とは違う“思い”を知ることが出来るのです。
心の育ちだけではなく、言葉に触れることで、スムーズな言葉の習得につながる事でしょう。
我々、保育士も日々いろいろな点を考慮して、絵本を選択しています。
1.季節にあった絵本
2.その子供たちの月齢に合わせた適切な絵本
3.その他など
季節にあった絵本、その子の月齢に合わせた絵本は、何となくご理解いただけると思いますが、3.その他など・・この3は何でしょうか?
この3については、「もこ もこもこ」たにかわ しゅんたろう 作
もとなが さだまさ 絵
この絵本を御覧下さい。説明が一切なくて、読む人それぞれの感覚で楽しめる絵本です。ある意味、保育士の力量が試される絵本でもあります。
私が子どもたちの前で初めてこの絵本を読んだ(表現した)とき、もこもこと大きくなったモノがパチンとはじけた時、子どもたちは大爆笑でした。
そんな風に読み聞かせしたわけではないのですが・・
このように一度は読みたい絵本 part2でしたが、いかがでしたか。
絵本の扉を開けると、本当にたくさんの世界が広がります。未来のある子どもたちに、沢山の経験と知恵を伝えていきたいですね。
まどみ保育園では、そんな機会を子どもたちに提供していきたいと思います。