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ささやかな贈り物
(ある日のベビーベッドにあったおもちゃ)
暑いなあ!と思っていたら、あっと言う間に、梅雨明けの声が聞こえてきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
6月から、まどみ保育園に新しいお友だちが、入園してきました。
全員、0歳児さんで、殆どが男の子です。(1名、可愛い女の子もいます。)
生後57日目の子から、10ヶ月の男の子まで、とても賑やかになりました。
本当に文字通り、賑やかで、入ってきた子ども達、全員が慣らし保育で、大合唱で泣いています。
ミルクの時間も様々で、保育士たちは、可愛さと懐かしさで、心の底から嬉しくて、毎日ワクワクしながら、保育に当たっています。
子どもの泣き声にも、いろいろな意味合いがありますよね。
ひとつひとつ様子を見ながら接しているのですが、やはり泣き声は泣き声なので、周りに気を配りつつ、保育していますと、在園児さんたちは、ありのままを受け止めている姿が見られるのです。
泣いている乳児さんのベットに、ちょこんと電車のおもちゃを置いてくれたり、静かに近づいてきて、優しく手や足をなぜてくれたり、「だいじょうぶだよ。泣かないでね。」とでも言わんばかりに、新しく入園してきたお友だちを、自分の一番大切なおもちゃをプレゼントして、優しく包み込んでくれます。
誰ひとり「うるさいなあ!」というこも、嫌がる子もいません。
むしろ、赤ちゃんたちが登園してくると、ベビーベッドにしがみついて、ずっとみんなで、見守っていて、赤ちゃんが泣いていると「ないてるよ」と話しに来る子もいます。
ほんの2年前までは、自分自身が赤ちゃんだった子供たち。
集団生活の中で、少しずつ成長して、月齢にふさわしい心を形成しているのですね。
わたくしたちも、様々な月齢のお子さまを見守っていくことで、大きな経験値を重ねていくことが出来るのです。
新入園児さんからの”ささやか”だけど大きな贈り物、
それに気づくとき、子どもたちがより一層、可愛く思えるのです。